注文住宅の基礎知識|大分の気候に合わせた思い通りの
家を建てるには
この記事では、大分県で注文住宅を建てる場合のメリットやデメリットを中心に、
詳しく解説していきます。

「大分で注文住宅を建てるのは、どうなのだろう・・・」
長い間考えていた戸建て住宅を、いよいよ建てようと思った段階で気になるのが「注文住宅」という選択肢。特に、デザイン・インテリア・外壁など、住宅にこだわりのある方にとって、「思い通りの住宅が建てられる」注文住宅は憧れと言って良いと思います。
実際、思い通りの家を建てたいのであれば注文住宅はベストの選択です。

自分の思い通りの家を建てるという点において、注文住宅の右に出るものはありません。自分のライフスタイルやこだわりを反映させた思い通りの家を建てることが可能となるからです。
しかし、注文住宅にはコストや手間など、いくつかの注意点があることも事実です。
そうした注意点を理解せずに注文住宅を建てようとすると、様々な面から立ち行かなくなり、最悪の場合トラブルに発展することもあります。特に金銭面で失敗してしまうと、建て始めたはいいけど思い通りの家にならなかった、なんていうこともあり得るのです。

注文住宅はどんなものかをしっかり理解した上で建てるのであれば、注文住宅はあなたが思い通りの家を手に入れるベストの方法となります。
この記事では、大分県で注文住宅を建てる場合のメリットやデメリットを中心に、以下のことについて詳しく解説していきます。
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これを読んでいたたくことで、注文住宅の基礎知識が理解できます。これから大分県で注文住宅を建てたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
1. 注文住宅とは

まずは基本として、注文住宅の基礎知識を解説します。ここでは注文住宅の基礎知識として、以下の3点について詳しく解説していきます。

1-1.注文住宅とは自分で全てを決められる住宅

注文住宅とは、自分で家の全てを決めることができる住宅のことです。
間取りはもちろんのこと、使用する木材や建具、窓、設備など家にかかわる全てのものを自分で選ぶことができます。デザインも自分で選ぶことができますし、
自分のライフスタイルに合った家を建てることができるのが注文住宅の魅力です。
普段から住まいにこだわりがあったり、他の人とは違った家を建てたいと考える人にとって注文住宅はメリットが多いでしょう。
1-2.セミオーダーや建築条件付売地もある
注文住宅と言えば何もかも全てを依頼者が決める印象があるかもしれませんが、そうとも限りません。セミオーダー住宅や建築条件付売地といったものもあるのです。ここでは、注文住宅のなかでフルオーダーではない住宅について解説していきます。
1-2-1.セミオーダー住宅とは

セミオーダー住宅はフルオーダーの注文住宅と違い、基本的な仕様が決められているものを指します。依頼者は既に決められた仕様の中から、キッチンや洗面台、風呂など水回りの色や外壁の色など、細かなデザインや設備を決めることができます。
このように聞くと、「せっかく注文住宅なのに間取りが決められないのはちょっと...」と思うかもしれません。しかし、ご安心ください。多くのセミオーダー住宅は間取りも依頼者が選択できます。また、設備に関しても予算や用途に合わせて決定できるため選択肢が広いのが特徴です。
選択の幅や種類に関しては、依頼する工務店やハウスメーカーにより異なるため、自分の希望通りのものになるかは確認が必要です。
1-2-2.建築条件付売地とは

建築条件付売地とは、土地を買うときに既に建築される家の仕様や建築会社が決まっているものです。ある程度は自分でデザインや設備など選択できますが、その選択肢はセミオーダー住宅よりもより少ないことが多いでしょう。どちらかといえば、既に建築された家を購入する建売住宅に近いとも言えます。
とはいえ、全ての仕様があらかじめ決まっている建売住宅よりは自由度が高いのが特徴です。キッチンや風呂など設備のグレードを上げたり、間取りを選択することも可能です。
また、建築条件付売地は制約のない土地に比べると比較的安価に購入できるという特徴もあります。
1-3.注文住宅と建売住宅は別物
注文住宅と建売住宅は基本的には別物です。
建売住宅とは、不動産会社が土地を仕入れて住宅を建て、販売するものです。「分譲住宅」と呼ばれることもあります。購入する場合は土地とセットが原則なので、「今持っている土地に家を建てたい」という場合に建売住宅にすることはできません。

以前は完成した物件を販売することが一般的でしたが、近年では建築中の物件や着工前の物件を販売することも多くなっています。
注文住宅はどのような家にするのか全て依頼者が決定するため、最終的にどのような家になるのかは出来上がってみないと分かりません。一方で建売住宅は、既に完成している物件を実際に見てから購入できる点においてはメリットがあるといえます。
以下は、注文住宅と建売住宅の主な違いです。
注文住宅 | 建売住宅 | |
---|---|---|
自由度 | 高い | 低い |
土地 | 自分の好きな土地に建てられる | 土地とセットで購入する |
費用 | 高い | 抑えられる |
完成までの期間 | 長い | 完成している |
建売住宅は基本的に大量生産された家といえます。そのため自由度は低いのですが、コストは下がります。また、既に完成したものを購入するためすぐに入居できる点も注文住宅とは異なるのです。
住宅に細かな希望がなかったり、コストを抑えたい人には人気があるのが建売住宅です。
2. 注文住宅のメリット

ここからは、より具体的に注文住宅を建てるメリットを解説していきます。注文住宅を建てるメリットは主に以下の2点です。

それぞれ解説していきましょう。
2-1.思い通りの家を作れる
注文住宅の最も大きなメリットは、自由度が高く思い通りの家を作れることです。
間取りや設備だけでなく、素材やデザイン、目に見えない部分まで全て自分の思うとおりに反映できます。誰のものとも違う自分の思い通りの家を建てたいのであれば、注文住宅がおすすめです。
ライフスタイルに合わせて家を設計できるのも魅力といえるでしょう。在宅勤務が多いのであれば、日当たりのいい場所に小さな書斎を作ることができます。子供の様子がすぐに見られるように、リビングに子供用のスペースを設けるなどの工夫も可能です。また、介護が必要な家族のためにお風呂を大きめに設計してもよいでしょう。
このように、自分や家族のライフスタイルに合わせて家を設計できるのが注文住宅の最大の魅力といえます。
2-2.家を建てる過程をチェックできる
家を建てる過程をチェックできるのも、注文住宅のメリットです。
建売の物件はすでに完成したものを購入するため、家を建てる過程をチェックできません。注文住宅の場合、家がどのような過程を踏んで出来上がっていくのかを見守ることができます。
家を建てる過程をチェックできる事は、施工業者に良い意味でプレッシャーを与えることもできます。全ての段階を確認できるため、手抜き工事などのリスクも抑えられるのです。
既に完成した家を買う場合には、見えないところでどのような工事がされているのか確認することはできません。そういった意味でも注文住宅はより安心できる点もメリットといえます。
3. 注文住宅のデメリット

注文住宅にはデメリットも存在します。注文住宅のデメリットを把握せずに進めてしまうと、後からトラブルになる可能性がありますのでしっかりチェックしていきましょう。

3-1.コストが割高になる
注文住宅の最大のデメリットは、コストが割高になる点です。
「1-1.注文住宅とは自分で家の全てを決められる住宅」でも解説した通り、注文住宅は自分の家の全てを依頼者が決定することができます。特にフルオーダー住宅の場合、建売の住宅と違ってオーダーメイドで建てるため決定事項が多く、時間がかかってしまいます。
また、土地と建物をセットで購入する建売と違い土地の取得が必要な場合、費用の支払いや契約などが複雑になることも多いのが特徴です。
資金計画が複雑化する可能性があり、コストもそれだけ高くなってしまうのです。
3-2.購入する前に完成品の確認ができない
既に完成している建物を購入する建売の住宅と違い、実際に完成品を見てから購入できない点もデメリットと言えるでしょう。
パースやCGなどを使ってイメージを膨らますことはできますが、実際には完成してみないとどのような家になるのかははっきりとわかりません。部屋の広さなどに関してもイメージしづらいため、建ててみたら思ったよりも部屋が狭かったり、動線がうまくいっていないなどのことも起こる可能性があります。
事前にモデルハウスを見学できる場合には完成形をよりイメージしやすくなります。ただし、モデルハウスの場合は部屋は広めに作られていることが多く、設備もランクの高いものが採用されていることが一般的です。
完成品がどうなるかは、実際に立つまでわからないという点は理解しておく必要があります。
3-3.手間と時間がかかる
注文住宅を建てるには、膨大な手間と時間がかかります。
ここまで何度も解説してきた通り、注文住宅は決定事項が多いのが特徴です。特にフルオーダー住宅の場合、間取りや設備だけでなく、使う資材や工法などに至るまであらゆることを依頼者が決定することとなります。
もともと専門的な知識を持っている場合をのぞき、設備や間取りや建築のことが分からない場合にはそれぞれどんなものがあるのかを調べて選ぶこととなります。
以下は、注文住宅をフルオーダーで建てる場合の決定事項の一例です。
外装 |
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---|---|
内装 |
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その他 |
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これらをすべて依頼者が決定する必要があります。当然時間も手間もかかりますので、それをデメリットと感じる人にはフルオーダーの注文住宅はあまりおすすめできません。
とはいえこうした内容は建築会社と相談して決定できます。もちろんアドバイスももらうことができるので、分からないことは積極的に相談すると良いでしょう。
こうした決定が苦にならない場合は、注文住宅の建築は楽しいものになるはずです。
4.大分県で注文住宅を建てる際の費用相場と全国平均の比較

ここからは、大分で注文住宅を建てる際の費用相場と全国平均を比較していきます。
以下は、注文住宅を購入する場合の費用を、全国平均と大分県で比較した表です。
全国平均 | 大分県 | |||
---|---|---|---|---|
注文住宅のみ | 土地も購入する | 注文住宅のみ | 土地も購入する | |
建設費用 | 3,533.6 | 2,961.2 | 3,556.1 | 3,126.1 |
土地代 | - | 1,436.1 | - | 920.3 |
合計金額 | 3,533.6 | 4,397.3 | 3,556.1 | 4,046.4 |
※参考:フラット35利用者調査(2020年度)より
ここで注目したいのが、大分県の土地代です。全国平均が1,436.1万円であるのに対し、大分県での平均は920.3万円と比較的低いことが分かります。
土地を購入して注文住宅を建てる場合、大分県は比較的土地が安く購入できます。大分県は全国で見ても注文住宅を検討しやすい地域、と考えて良いと思います。
5.大分県で注文住宅を建てたい場合の依頼先

実際に大分県で注文住宅を建てたいと思った場合は、一般的には工務店かハウスメーカーに依頼することとなります。しかし、そもそも工務店やハウスメーカーがどんなものかが分からないという人もいますよね。
工務店とハウスメーカーは一般的には以下のように考えられています。

注文住宅を依頼する場合の、工務店とハウスメーカーの具体的な違いは以下の通りです。
項目 | 工務店 | ハウスメーカー |
---|---|---|
大分県に特化しているか | 特化している (地域密着型の会社が多いため) |
特化していない (全国展開のため大分県に特化していない) |
コスト面 | 抑えられる | 高額になる可能性がある |
自由度 | 高い | 低い(セミオーダーが多い) |
工期の長さ | 長い | 短い |
アフターメンテナンス | 業者により異なる | 厚い |
ここでは、工務店とハウスメーカーの違いについて詳しく解説していきます。
5-1.工務店は地域密着型で自由度が高い
項目 | 工務店 |
---|---|
大分県に特化しているか | 特化している (地域密着型の会社が多いため) |
コスト面 | 場合により異なる |
自由度 | 高い |
工期の長さ | 長い |
アフターメンテナンス | 業者により異なる |
工務店に依頼する場合は、地域密着型で自由度が高いのが特徴です。
工務店とは、工事に係る職人や建築士などを管理して工事全体を取り仕切る業者のことです。

もともと工務店は大工の親方を中心に、設計から施工など建築工事のすべてを取り仕切っていました。現在ではそれが発展し、デザインだけ外注したり、設計は外注して施工のみを行うなどの形態も増えてきています。
工務店の特徴としては、地元に根付いた業者が多いことが挙げられます。規模の小さな業者が多く、決まった施工方法や規格がない為「一から住宅を一緒に作り上げる」というイメージです。自由度が高く、思い通りの家を建てることも可能です。
コスト面は家のタイプなどによっても異なりますが、中に入る業者が少なくなる分安く抑えられるケースも多いのが特徴です。素材を自由に選べるため、より依頼者が低価格なものを取り入れるなどでコストダウンもしやすいといえるでしょう。
また、地元大分の土地勘があったり、気候に合った住宅を提案してくれるもの特徴といえます。
一方で、大分の特別な気候に合わせた形で工務店に依頼する場合、細かく決定する項目が比較的多くなるため、その分工期が長くなってしまうことがあります。
また、規格化されていない分、大工の腕によってクオリティに差が出てしまうこともあります。
アフターメンテナンスの厚さも業者によって異なる為、注意する必要があります。
5-2.ハウスメーカーは安定感がある
項目 | ハウスメーカー |
---|---|
大分県に特化しているか | 特化していない (全国展開のため大分県に特化していない) |
コスト面 | 高額になる可能性がある |
自由度 | 低い(セミオーダーが多い) |
工期の長さ | 短い |
アフターメンテナンス | 厚い |
ハウスメーカーに依頼する場合、工務店よりも安定感があるのが特徴です。
ハウスメーカーとは一般的に、建築資材や工法などを規格化することで住宅の大量生産を可能とした会社のことを指します。

もちろん会社や建てたい住宅のタイプにもよるため、コスト面は工務店を含めて慎重に検討しましょう。
ハウスメーカーの魅力としては、工法や資材などが規格化されているため、クオリティに安定感がある点です。
工務店に依頼する場合、腕のいい大工に注文できれば高いクオリティの住宅を建てることができますが、当たり外れが出てしまう可能性もあります。その点、ハウスメーカーは規格通りの設計を自社工場で作ってから建築に至るため、個体差が出づらく安定して高いクオリティが望めるのです。
また、ハウスメーカーはアフターメンテナンスも手厚い傾向にあります。ハウスメーカーは、住宅の基本仕様などを簡略化したものについて行政から「型式適合認定」という認可を受けています。つまり、認定された規格内であれば他に許可や細かな確認事項などが必要ないため、効率的に住宅を建築することができるのです。
ハウスメーカーの中には、セミオーダー住宅やフルオーダー住宅を請け負っている会社も多数あります。しかし、その場合にももともと認可を受けている工法や資材の範囲内に限られるのが特徴です。
一から住宅を建てる工務店に比べ、自由度が低いといわれるのはそのためです。
コスト面にも注意が必要です。大量生産できる建売の場合は安価なことが多いですが、注文住宅の場合はハウスメーカーの方が高額になる可能性があります。
規格化され大量生産できるので、原価コストを抑えられるのではと思う人もいるかもしれません。ただ、大手ハウスメーカーの場合、テレビCMや住宅展示場の建設などの広告費が建築費に大きく影響を与えているのです。
6.大分県で注文住宅を建てるなら工務店がおすすめ

ここまで、大分県で注文住宅を建てる場合に工務店とハウスメーカーのどちらに依頼するかを解説してきました。
結論から言うと、思い通りの注文住宅を建てるのであれば、ハウスメーカーよりも地元の工務店に依頼することをおすすめします。

ここでは、以下の3つの理由を解説していきます。

6-1.大分県の気候に適した家を建てられる
工務店に依頼することで、大分県の気候に適した家を建てることも可能となります。
「5-1.工務店は地域密着型で自由度が高い」でも解説した通り、工務店は地元に根付いた会社です。そのため大分の気候に詳しく、住宅を建てる際にそうした情報も併せてアドバイスをしてくれることが多いのです。
以下は、大分県の天気予報区域図です。

※大分地方気象台より引用
大分県は地域により天気の特性が複雑に分かれています。それぞれの地域により、気候の特徴は異なるのです。
北部 | 温暖な瀬戸内海気候区。ただし、冬は天気が悪く曇りが多い |
---|---|
中部 | 県北西部の山地の影響で北部や西部に比べ天気が良い |
西部 | 内陸地に当たるため夏は雷雨が多く、秋から初冬は盆地霧が出る |
南部 | 県内で最も温暖多雨 |
このように、大分県は地域によって気候の特徴が異なります。家を建てる地域の特徴によって、湿度や寒さ対策などを考えた提案ができる事が望ましいといえます。
大分県に根付いた工務店は、気候などよく理解した上で提案をしてくれる場合が多いです。全国展開している大手ハウスメーカーでは、こうした細やかな提案ができるとは限りません。
以上のことからも、大分県で家を建てるのであれば、地元に根付いた工務店に依頼することがおすすめです。
6-2.自由度が高くコストも抑えられる
工務店で注文住宅を建てる場合、自由度が高くコストも抑えられるためおすすめです。
「5-1.工務店は地域密着型で自由度が高い」でも解説した通り、工務店は「一から一緒に注文住宅を作り上げる」という特徴があります。使う資材や設備に制約がないため、自分の希望通りに住宅を作ることができるのです。
例えば使う木材にこだわりたい場合。ハウスメーカーの場合はすでに選択肢が用意されており、その木材以外で家を建てることはできません。また、中に入る業者が増えたり、広告費なども反映されるためコストも高くなってしまうことも多いのです。
一方で工務店の場合は、地元で評判の高い建築資材業者から直接質の高い木材を仕入れて建築することも可能となります。
例えば、大分の工務店である私たち黒木製材所のように製材所直営の工務店であれば、大分県産の良質な木材を安く仕入れて利用できるといったメリットもあります。
そのため、大分県で注文住宅を建てるのであれば、地元密着型の工務店に依頼することがおすすめなのです。
6-3.じっくり話を聞いて適切なアドバイスをもらえる
工務店の大きな魅力として、話を聞いて適切なアドバイスをもらいやすいという点が挙げられます。
ここまでで何度も解説している通り、工務店で注文住宅を建てる場合には決定事項が多くなります。しかし、ご依頼者は建築資材や工法に関しては知識がないことがほとんどです。そのため、注文住宅を建てる場合には細かく話をしながら進める必要があります。
ご依頼者の要望を聞きつつ、時にはそのアイディアの実現が難しかったり、もっと良いアイディアがある場合にアドバイスを受けることもできるのが工務店の魅力なのです。
ハウスメーカーの場合、注文住宅でも規格がある程度決まっていることが多い為、時間をかけて一から作ることに比べて選択肢の幅も狭くなります。また、規格が決まっている中から選択する場合は、基本的にどれを選んでも問題ない、といったことも起こりえます。
家を建てる場合に可能な事が限られてしまう分、要望も制限されてしまう可能性が高まるのです。
ハウスメーカーは安定したクオリティの家を安心して建てることができるのが魅力ですが、施工者と二人三脚で家を作り上げるという点においては工務店のほうが適しているといえます。
7.大分県で注文住宅を建てた施工事例

ここでは、実際に大分県で注文住宅を建てた施工事例を見ていきましょう。
7-1.大分市 T邸の例

この家の特徴はキッチン上のルーバー天井です。手がけた黒木製材所は所直営の工務店のため、木材の取り扱いについては秀でた技術を持っています。
収納力のあるキッチン戸棚や床など、木のぬくもりを感じさせる住宅となっています。


7-2.大分市 K邸の例
この住宅では、リビングの8帖ほどをダウンリビング(ピットリビング)として設計し、包まれたような居心地のいい空間となっています。
段差を生むことで、大勢の来客があった場合に椅子変わりにできたり、子供たちのお絵描き台としても使える点も魅力です。

DATA |
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8.大分県で注文住宅を依頼するなら黒木製材所にご相談ください

大分県で注文住宅を依頼するなら、私たち黒木製材所にご相談ください。私たち黒木製材所は大分県の工務店です。
私たちの特徴として以下2点が挙げられます。

大分県で唯一、自社で製材工場を持っているのが特徴です。 木材の専門家が設計するため、依頼者のライフスタイルや土地に合わせて職人が適した木材を、依頼者に合わせて加工します。
※音声にご注意ください。

直接丸太を設計に合わせて加工して活用できるため、依頼者の用途や好みに合わせて木材を使える点が魅力です。
また、黒木製材所の建築はすべて一級建築士が担当しています。そのため、デザイン事務所のようなおしゃれな設計も可能です。
工務店には珍しく専属のインテリアコーディネーターも在籍しているため、国内だけでなく海外のインテリアも含めて提案が可能となります。
価格帯は以下の通りです。黒木製材所は坪単価でなく、注文者の予算に合わせた提案をしています。

*35坪程度、2階建ての価格帯(外構工事を除く、建物全体価格)
*平屋建ての参考価格帯は35坪程度で 2,100万円~2,300万円が最も多い価格帯(外構工事を除く、建物全体価格)
建売やセミオーダーの住宅ほど安価ではありませんが、他の工務店とそれほど変わらない価格帯となっているのが特徴です。

9.まとめ
以上、この記事では大分県で注文住宅を建てる際のメリット・デメリットを中心に、以下のことを解説してきました。
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これをお読みいただき、注文住宅についてや、大分県で注文住宅を建てる場合にどこのメーカーに依頼すべきかなどがお分かりいただけたかと思います。
注文住宅は建売住宅に比べて手間も時間もかかりますが、自分の思い通りの家を建てるのであれば魅力的な選択肢です。
この記事が、注文住宅を建てるための足掛かりになれば幸いです。
次回は「【図解でわかる】注文住宅の流れ|計画〜引き渡しまでを全て解説」について、投稿します。こちらもぜひご覧いただければと存じます。
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