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注文住宅でよくある失敗30例|失敗する原因と対策を徹底解説

この記事では、注文住宅での失敗例とその対策がわかり、失敗しない家づくりができるはずです。初めて注文住宅を建てる方や注文住宅に不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。


著者:黒木製材所 住宅事業部
公開日:2022年05月11日
最終更新日:2022年05月11日

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「注文住宅を購入したいけど失敗しないか不安...」
「注文住宅で失敗する原因はなんだろう...」


人生最大の買い物でもある注文住宅の購入は、絶対に失敗したくないという人が多いのではないでしょうか。

何千万円という大金を払うのですから誰しも失敗したくないのは当然です。

注文住宅で失敗しないためには、他の人がどういった点で失敗と感じたのか知ることが一番の近道です。

例えば、注文住宅では以下のような失敗がよくあります。

【注文住宅でのよくある失敗例】・お風呂場にまどがなく湿気がたまりやすい・お風呂場の掃除がしづらい・キッチンが狭く人が通れない・収納がつかいづらい、少ない・光が入らず昼でも暗い・布団を収納できない・子どもが増えて部屋が足りない・駐車場、駐輪場が狭い・導線が悪い・コンセントがほしいところにない

このような失敗例を知らずに注文住宅を建てると、他の人と同じ失敗をし、後悔してしまうかもしれません。

そうならないためにもより多くの失敗例を知ることができれば、ご自身が失敗しないためにはどうしたらよいのか考え理想の家を建てることができるでしょう。

そこでこの記事では、

  • 注文住宅で失敗する根本的な原因
  • 注文住宅で多く発生する失敗例
  • 注文住宅で失敗しないための6つの方法

をご紹介していきます。この記事を読めば、注文住宅での失敗例とその対策がわかり、失敗しない家づくりができるはずです。

初めて注文住宅を建てる方や注文住宅に不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

1. 注文住宅で失敗する根本的な原因3つ

せっかくこだわって作った注文住宅なのに、問題が起こってしまうとがっかりしてしまいますよね。

簡単に作りかえることはできないので、あらかじめどのような原因が考えられるのか知っておくのは大切なことです。

注文住宅で失敗する根本的な原因は、3つあります。

【失敗する原因】1.知識不足、2.ライフステージの変化に対応できない、3.機能性よりデザイン性を重視している

具体的にはどういうことなのか、1つずつ確認していきましょう。

1-1. 知識不足

注文住宅で失敗する原因として、住宅に関する知識が足りないことがあげられます。

初めて注文住宅を建てるという人は、不安もあり建設会社に全て任せてしまうということもありますが、任せたことで失敗してしまうリスクも高まります。

知識がないため必要か不要かの判断ができず、どうするべきなのかわからず建設会社の言われるがままにしたことで後悔している人も多いです。

例えば、食洗機など便利な設備をつけても結局使わなかったり、玄関から遠いところにお風呂場を設置したため、子どもが汚れて帰ってくるととてもストレスになったりすることもあります。

このような失敗は、情報や知識が少ないためにご自身の家庭に合わないことに気づかず、注文住宅を建てた結果ともいえます。

家づくりの全てを知る必要はありませんが、疑問に思ったことなどはご自身で調べ知識をつけておくと、どうするべきなのかがわかってくるでしょう。

また注文住宅を建てる際には、ある程度流れを把握しておく必要があります。流れを知っておくことで、最低限の知識が身につきさらに何をするべきなのかが明確になるでしょう。

注文住宅の流れについてはこちらの記事でひととおり確認しておいてください。

> 【図解でわかる】注文住宅の流れ|計画〜引き渡しまでを全て解説

1-2. ライフステージの変化に対応できない

現在の家庭状況に合わせた家をつくることは大切なことですが、これから先何十年も住むことを考えて設計されていないと失敗点が出てきます。

例えば、夫婦2人家族のときに注文住宅を購入したが、子どもが1人、2人と増え部屋の数が足りなくなったということはよくあります。

また、車の買い替えなどにより駐車場や駐輪場が狭くなってしまい、乗り降りが大変になった、自転車を停める場所がなくなったというような失敗もよくあります。

このような失敗は、ライフステージの変化を想定しておらず対応できない結果です。

しっかりと先のことを考えて、子ども部屋を大きくし仕切りをつけられるような造りにしたり、駐車場を広めにとったり、変化に対応することができれば失敗したと感じないはずです。

ライフステージの変化はある程度想定できることなので、将来を見据えて注文住宅を建てるようにしましょう。

1-3. 機能性よりデザイン性を重視している

機能性よりもデザイン性を重視していることも失敗の原因になり得ます。

確かに、多くの人がイメージする注文住宅のメリットは、デザイン性のあるおしゃれな家を建てられることです。

一方で、おしゃれなオープンキッチンに憧れて設置したが、来客時などに丸見えになるのが恥ずかしくて失敗したというような人も多いです。

オープンキッチンは、開放的な雰囲気でおしゃれさを演出できるため人気ですが、料理や洗い物をする際には手元が丸見えになるので来客があったときには特に気になります。

このようにおしゃれさやデザイン性を追求しすぎると使いづらかったり「やっぱりこうすればよかった」と後悔することになるでしょう。

次の章からは、注文住宅でよくある失敗例を紹介していくので、同じ失敗をしないように対策を考えていきましょう。

​​2. 注文住宅で多く発生する失敗例一覧

注文住宅で失敗する根本的な原因は分かりましたが、実際にどのような失敗があるのか気になりますよね。

注文住宅を建てた人がどのような点で失敗したのか知ることで、これから建てる家の参考になるはずです。

注文住宅で家を建てる場合によく起こる失敗例は以下のとおりです。


※リンクをクリックするとその失敗例と対策を見ることができます

よくある失敗例一覧
お風呂場・洗面所・トイレの失敗例 お風呂場に窓がなく湿気がたまりやすい
お風呂場にテレビをつけたが使わない
お風呂場の掃除がしづらい
玄関からお風呂場までが遠い
脱衣所を使っている間に洗面所が使えない
トイレの流す音が聞こえる
キッチンでの失敗 キッチンが狭く人が通れない
身長とキッチンの高さが合わない
収納が使いづらい
オープンキッチンが丸見えで恥ずかしい
冷蔵庫の扉が開きづらい
リビング・ダイニングの失敗例 吹き抜けのあるリビングは寒い
光が入らず昼でも暗い
家具・家電のサイズが合わなかった
寝室での失敗例 日当たりがよすぎてゆっくり眠れない
布団を収納できない
ベッドを置いたら狭すぎる
子ども部屋での失敗例 子どもが増えて部屋が足りない
壁が薄く音漏れが気になる
収納が足りない
玄関での失敗例 臭いがこもる
照明のスイッチまでが遠い
収納が少ない
屋外での失敗例 駐車場・駐輪場が狭い
外壁がすぐに汚れる
外の照明が足りない
間取りに関する失敗 導線が悪い
風通しが悪い
設備に関する失敗例 コンセントがほしいところにない
便利な設備をつけても結局使わない

注文住宅での失敗例は、意外とたくさんありますよね。

収納面での失敗はどの部屋にでも言えることができます。あらかじめ理解した上で家を建てるとこのような失敗は回避できるでしょう。

ここからは、それぞれの失敗例を具体的に紹介し、さらにどうすれば失敗しないのか対策もご紹介していきます。

ぜひチェックしてください。

3. お風呂場・洗面所・トイレの失敗例6つと対策

まずは、お風呂場・洗面所・トイレなどで失敗をした例と対策をみていきましょう。

リビングやダイニングに意識がいき、お風呂場や洗面所、トイレは後回しになることはよくあります。

しかし、水回りは生活から切り離せないため、導線に失敗したと感じる場面も多いです。

こちらを参考に失敗しない水回りにしていきましょう。

3-1. お風呂場に窓がなく湿気がたまりやすい

お風呂場を1階に作る場合は、防犯面や人の気配が気になるため窓をつけないこともあります。

もともと湿度の高いお風呂場ですが、うまく換気ができずに湿気がたまってしまうことでカビが発生しやすくなり失敗したと思う人も多いようです。

かといって窓をつけるとコストがかかったり、寒くなるといったデメリットもあります。

窓をつけるかつけないかは、一長一短でどちらが良いとは言いがたいのですが、何を優先したいか考えて決めるようにしましょう。

【失敗しないための対策】
  • 窓をつける
  • 徹底的にカビ対策を行う
  • 浴室乾燥機を取り付ける

湿気がたまらないようにするには、換気が一番です。そのために窓をつけるという選択肢もありますが、換気扇でも対応可能ですし、浴室乾燥機を利用する方法もあります。

どうしても窓をつけたくないという人は、カビ対策を徹底的に行いましょう。

対策としては以下のような方法があります。


  • お風呂を使った後に冷水を回しかける
  • 水滴を拭き取る
  • ドアを閉めて換気扇を回す

お風呂場は、湿気がたまりやすい場所ということを理解し、これらの対策を行うとよいでしょう。

3-2. お風呂場にテレビをつけたが使わない

「どうせならお風呂にテレビも欲しい!」と取り付けてみたものの、使わなかったという失敗例もあります。

ゆっくり湯船に浸かりながらテレビを見るなんて、最高なシュチュエーションですが、実際はそんなにお風呂の時間を確保できることは少ないのではないでしょうか。

テレビをつけると見入ってしまい次の人が入れなくなるといった問題が発生します。

そのため、家庭内で禁止するといったことになり、テレビは不要だったと後悔してしまうのです。

【失敗しないための対策】
  • 本当に必要かを考える

普段の生活を振り返り、本当に必要か考えてみましょう。半身浴などお風呂に長く浸かるというような人にとっては、テレビがあると便利かもしれません。

テレビを設置せずにポータブルテレビなどを活用することも可能なので、そちらも検討してみてもよいでしょう。

3-3. お風呂場の掃除がしづらい

さきほどもお話しましたが、お風呂場は湿気がたまりやすく、しっかりと掃除をしていないとすぐにカビが生えたり、ぬめりがでてきたりします。

毎日使う場所だからこそ、掃除がしやすいかはとても重要です。

ラックやテーブルを設置したが掃除がしづらい、と感じる人もいます。

また、浴室のドアの形状によっても掃除のしやすさが変わります。

浴室のドアの種類 特徴
浴室の折れ戸の写真

折れ戸

  • 扉の半分ほどの空きスペースが必要
  • レール部分の汚れがたまりやすい
  • 扉の形が複雑で掃除がしにくい
浴室の開き戸の写真

開き戸

  • 扉が開く周りには物を置くことができない
  • 掃除がしやすい
浴室の引き戸の写真

引き戸

  • 空間を有効活用できる
  • ドア下のレールが長く汚れがたまりやすい

このようにお風呂場に設置するものによって掃除のしやすさが変わるので、デザインだけで選ばずに掃除しやすいかどうかの視点も必要となります。

【失敗しないための対策】
  • 乾きやすい素材を選ぶ
  • 洗いやすい形状の排水口を選ぶ
  • ラック・台・鏡が必要か考える

各メーカーで掃除のしやすさを追求した製品の開発が進んでいます。素材や機能性を重視して選ぶとよいでしょう。

また、ラックや台、鏡など不要だと思うものは付けないほうが掃除はしやすくなります。

3-4. 玄関からお風呂場までが遠い

玄関からお風呂場までが遠くて不便と後悔する声もあります。

リビング・ダイニングを通らないとお風呂場に行けないというような場合、そのまま汚れを持ち込みリビング・ダイニングが砂だらけというようなこともあり得ます。

また、お子さんがいる家庭は足汚れが気になるという声も多いです。

お子さんがいる家庭は、特に玄関からお風呂場までの動線を考えて間取りを決める必要があるでしょう。

【失敗しないための対策】
  • 玄関から直接お風呂に行ける間取りにする

帰ってすぐにお風呂場に直行できると、汚れを家に持ち込まずストレスも軽減されるはずです。

また、玄関に水道を設置すると家に入る前に汚れを落とすことができるので便利です。

外遊びするお子さんがいる、運動をよくする、という方は玄関からお風呂場までの動線は短めに確保するとよいでしょう。

3-5. 脱衣所を使っている間に洗面所が使えない

脱衣所と洗面所を同じ空間にしてしまうと、誰かがお風呂にはいっている間に洗面所が使えない時間が発生してしまいます。

朝風呂派のご家族がいるご家庭は、お父さんの身支度が進まないかもしれません。

まだお子さんが小さい場合には今はあまり気にならないかもしれませんが、いずれ大きくなり気になってきたときにどうしたら良いか困ってしまうということもあります。

しっかりと将来のことも想定して対策しておきましょう。

【失敗しないための対策】
  • 別の場所に洗面所を設置する
  • 脱衣場所と洗面台の間にカーテンを設置する

お風呂に隣接する洗面台とは別にもう1つ洗面台を設置することで問題が解消されます。

お風呂に隣接する洗面台とは別にもう1つ洗面台を設置した家の図面

また、脱衣場所と洗面台の間にカーテンなど、さえぎるものがあれば、洗面所も気にせず使えるでしょう。

3-6. トイレの流す音が聞こえる

トイレの横に部屋があると、トイレの流す音が聞こえ不快に感じることもあります。

寝室の横にトイレがあると、起きてすぐにトイレにいけるので便利ですが、他の人がトイレを利用したときに音が気になってしまいます。

トイレはスペースも小さいため空いたところに設計するという方もいますが、生活していると大きなストレスに感じることもあるので、トイレの位置には配慮が必要です。

【失敗しないための対策】
  • トイレの隣に設置するものを工夫する
  • 利用するシーンを想像して設置場所を考える

トイレの設置場所としておすすめなのは、洗面所の近くや玄関の近くです。

どうしてもトイレの横にお部屋がきてしまうのであれば、クローゼットなどを間に挟むとよいでしょう。

お子さんや高齢のご家族がいるという方は、お部屋の隣にトイレを設置した方がよいということもあります。

お子さんや高齢の方は、お部屋の近くにトイレがあった方が移動距離も短く便利だからです。

ご家庭の状況に合わせてトイレの設置場所を考えてみてください。

4. キッチンの失敗例5つと対策

続いてキッチンの失敗例と対策をみていきましょう。

キッチンも生活には欠かせない場所です。対策を取り入れ、快適にお料理ができるようなキッチンにしていきましょう。

4-1. キッチンが狭く人が通れない

注文住宅ではキッチンにこだわる人も多く、最近ではオープンキッチンにするのが主流になってきています。

そのためリビング・ダイニングを広くとりたいという思いからキッチンの通路幅を狭く設定し後悔したという人もいます。

キッチンの通路幅が狭いとキッチンで人とすれ違うのが大変だったり、引き出しを開けて物を取り出しにくかったりと料理の効率が悪くなってしまいます。

しかし、キッチンの通路幅を広めにとりすぎても物を取り出すときに余分に動く範囲が広くなってしまいます。

【失敗しないための対策】
  • 使う人に合わせて通路幅を決める
  • 冷蔵庫やゴミ箱をキッチンの手前に置く

キッチンを使う人数による適切な通路幅の目安は以下を参考にしてください。

【キッチンの通路幅の目安】1人で使う場合:通路幅80~90cm、2人で使う場合:通路幅100~120cm

またリビングやダイニングの兼ね合いによっても通路幅が狭くならざるを得ない場合もあるでしょう。

そのような場合には、冷蔵庫やゴミ箱をキッチンの手前に置くなどし、極力人の出入りが少なくなるような工夫をすると狭さを感じることも少なくなるはずです。

4-2. 身長とキッチンの高さが合わない

キッチンに立ったときのキッチン台の高さはとても重要です。

キッチンが低すぎると、前かがみで作業をしなければならず腰を痛めるなどの問題が起こります。

逆に高すぎると、硬いものを切るときに力が入りにくく、調理がしづらくなります。

このように身長とキッチンの高さが合わず、身体に負担がかかり失敗したという例も少なくありません。

【失敗しないための対策】
  • 一番多くキッチンに立つ人に合わせて、キッチン台の高さを決める

キッチンの高さは、よく料理をする人に合わせて設定しましょう。

高さの目安として、以下の式を使って求めることができます。

【キッチンの高さの目安】身長(cm)÷2+5cm

例えば、身長が160cmの人であれば、

160cm÷2+5cm=85㎝

85cmのキッチン台が適切な高さになります。

4-3. 収納が使いづらい

キッチンカウンターや収納棚などに失敗してしまうと、収納が使いづらいこともあります。

最近では引き出しタイプの収納が主流ですが、安い扉タイプにしたことで奥のものが取り出しにくかったり、しゃがまないととれなかったりと使い勝手が悪くなってしまいます。

また、収納を増やそうと思って吊戸棚を設置したが高すぎて物の出し入れがしにくくて、床下収納の使い道がなく不要だったというケースもあります。

【失敗しないための対策】
  • 収納するものをどこにどれだけ収納するか決めておく
  • 収納スペースに余裕をもたせる

今収納しているものを見返し、どこに何を収納するべきかを考えて収納スペースを設置するようにしましょう。

キッチンの本体だけでなく、壁面収納やキッチンのカウンター収納なども利用して収納量に合った収納スペースを確保することが大切です。

また取り出しやすさも考え、ある程度余白があった方が使い勝手もよくなります。

4-4. オープンキッチンが丸見えで恥ずかしい

おしゃれなオープンキッチンにしたものの、来客時に丸見えすぎて恥ずかしいと感じることもあります。

開放的な分、汚れが気になったり物を置きすぎてごちゃごちゃしている印象になることもあるでしょう。

しかし、オープンキッチンにすると家族とのコミュニケーションがとりやすい、開放感があり広く感じるといったメリットも大きいです。

オープンキッチンにすると丸見えになるということを理解して対策を行えば、後悔することはないでしょう。

【失敗しないための対策】
  • 腰壁を設置する
  • 目隠しを利用する

キッチンの前面に手元を隠すような腰壁を設置すると、ある程度目線をさえぎることができます。

キッチンの前面に手元を隠すような腰壁を設置したキッチンの写真

パーテーションや見られたくない部分にパネルなどを設置して目隠しするという方法もあるので、せっかくのオープンキッチンの雰囲気を壊さない程度に対策してみましょう。

4-5. 冷蔵庫の扉が開きづらい

冷蔵庫の配置を間違えてしまうと、扉が開きづらく不便さを感じることもあります。

例えば、冷蔵庫を壁につけて設置する場合、ドアが90度までしか開かず物が取り出しにくいというような失敗があります。

また、冷蔵庫を開けた時に電子レンジとぶつかる、回り込まないと開けることができないといったような失敗も多いようです。

キッチンの中で最も大きな冷蔵庫は、簡単に場所を変えることができないため設計の段階でどこに置くか決めておかなければなりません。

そのため冷蔵庫の設置場所は、失敗できないポイントとして必ずおさえておきましょう。

【失敗しないための対策】
  • 冷蔵庫を開けたときを想定してどこに置くか考えておく

冷蔵庫がどのくらい開くのか、開いたときにぶつかるものがないかなど図面上で確認しておきましょう。

また、片開きの場合は作業台側に開くとスムーズに出し入れができるので便利です。

5. リビング・ダイニングの失敗例3つと対策

家族が皆でくつろげる空間のリビング・ダイニングも失敗した...と思いたくありませんね。

失敗例を見ながらどんなことに気をつければよいのか見ていきましょう。

5-1. 吹き抜けのあるリビングは寒い

1階と2階を吹き抜けにすると開放感があるのがメリットですが、リビングを吹き抜けにした場合寒くなってしまうことがあります。

エアコンやストーブのような暖房器具だと広い空間を温めるために時間もコストもかかってしまいます。

吹き抜けにする場合は、以下のようなメリット・デメリットがあることをよく理解して設置するとよいです。

【メリット】・光が入りやすい・開放感がある・おしゃれ・コミュニケーションがとれる【デメリット】冷暖房の効率が悪い・2階のスペースが狭くなる・音が響きやすい

これらのメリット・デメリットを踏まえ、吹き抜けを設置する場合には以下のような対策を行うとよいでしょう。

【失敗しないための対策】
  • 床暖房を設置する
  • シーリングファンを設置する

エアコンなどの暖房器具を利用した場合、暖かい空気は上の方にいくので1階の足元が冷えて気になる方も多いです。

床暖房であれば、足元から暖まり冷えを感じにくくなるのでおすすめです。

また、天井にシーリングファンを設置するのもよいでしょう。上部にたまった暖かい空気を循環させ、室温を均一に保つことができます。

5-2. 光が入らず昼でも暗い

隣接する家などの立地や窓の大きさなどによって、光が入らず昼でも暗いと後悔する人もいます。

せっかくお天気がよいのに光が入らず、昼間にも電気をつけないといけないほどリビングが暗いのは嫌ですよね。

また、日当たりが悪いと部屋の湿気がたまりやすくなり、カビが発生してしまうということもあります。

【失敗しないための対策】
  • 大きなサイズの窓をつける
  • 吹き抜けをつくる
  • 天窓を取りつける
  • リビングを2階にする

リビングの日当たりをよくするためには、光が入る場所をつくることが大切です。

窓をできる限り大きなものにすることや天窓を取りつけることで光が入ってくる場所が増えます。

また、吹き抜けを設置することで2階からの光も差し込みリビングが明るく開放的になります。

それでも日当たりが気になるという方は、2階にリビングをもってくることも検討してみてください。

2階の方が日が当たる時間も長く、一定の明るさが確保されます。

5-3. 家具・家電のサイズが合わなかった

現在使っている家具や家電をそのまま新居でも使おうと考えていたが、設置しようと思っていた場所のサイズと合わず違う場所に置かなければならなくなったという失敗もよくあります。

だいたいこのくらいのサイズだから置けるだろうと考えていると危険です。

家具や家電のサイズが小さい分にはあまり支障がないかもしれませんが、大きすぎると圧迫感が出たり違う場所に置かなければならなかったりと、理想の家づくりが壊れてしまうことにもなりかねません。

しっかりと事前の対策を行い、失敗を防ぎましょう。

【失敗しないための対策】
  • 図面に家具や家電のサイズ・設置場所を書き込んでみる
  • ぴったりに合わせず少し余裕をもたせて設置場所を考える

あらかじめ持っていこうと考えている家具や家電は、図面に書き込んでおきましょう。

また絶対失敗したくないという人は、家具や家電のサイズぴったりに合わせるのではなく、少し余裕をもたせた設計にするとよいです。

家具や家電は一生使うものではなく買い換えることもあるはずです。買い換えることも視野におき、ある程度余裕のある家具や家電の配置を考えましょう。

6. 寝室の失敗例3つと対策

寝室は、1日の3分の1ほどを過ごす人もいる大切な場所です。

失敗してしまうと睡眠にも大きな影響を及ぼすこともあるので、しっかりと対策を行いましょう。

6-1. 日当たりがよすぎてゆっくり眠れない

日当たりが良いのはよいことですが、よすぎて朝早く目覚めてしまうという問題もあります。

寝室の窓を東向きにすると、朝日がしっかりと当たります。

朝日が昇るのと同時に気持ちよく目覚めたいという人は東向きの窓でもよいですが、ゆっくり寝たいという人には不向きです。

また冬は、太陽が昇るのも遅く寒いので日差しが入ると暖かくなり気持ちがよいですが、夏は朝の5時前から明るくなりさらに温度も上昇するためゆっくり寝ていられないでしょう。

寝室でゆっくり休んで疲れをとりたい方は、日当たりについても考慮する必要があります。

【失敗しないための対策】
  • 寝室を北向きにする
  • 東側に窓を設置しない

寝室を北向きにすると日差しが直接当たらないので、、季節に左右されずゆっくり寝ることができます。

また、朝日が昇る東側に窓を設置しないだけでも朝の日差しを防ぐことができます。

どうしても東側にしか窓がつけられないというような場合には、遮光カーテンや断熱カーテンなどを活用するとよいです。

6-2. 布団を収納できない

ベッドで寝るか、布団で寝るかによっても寝室の収納スペースが変わってきます。

布団で寝ることを想定せずクローゼットを設置したが、赤ちゃんができて布団で寝ることになったというような場合、布団を収納する場所に困ってしまいます。

布団の場合、収納に奥行きが必要になるからです。

布団を三つ折りで畳んだ場合の奥行きは70cmほどが一般的で、収納することを考えると奥行きが90cm程度のスペースが必要となります。

クローゼットの奥行きは45〜60cmが一般的なので、布団を畳んで収納することは難しく置き場がなくなってしまいます。

【失敗しないための対策】
  • ライフスタイルを考え収納を設置する
  • 使わない布団をしまえるように広めの収納を設ける

ベッドで寝るのか、布団で寝るのかライフスタイルを考えて収納を設置するようにしましょう。

また、現在だけでなく、将来的に布団を使う可能性があるのであれば、布団が収納できるスペースを確保しておくことは大切です。

6-3. ベッドを置いたら狭すぎる

寝室は寝るだけだから広くなくてもよいと思って狭めにしたが、ベッドを置いたら歩く場所もないくらい狭くなってしまったという失敗もあります。

寝室は寝るスペースでもありますが、ゆっくりとくつろげる空間にしたいという方も少なくないでしょう。

ベッドを置いてキチキチの部屋で過ごすよりも少しスペースのある空間の方が安心感が違います。

【失敗しないための対策】
  • 置きたい寝具のサイズ・設置場所を図面に書き込んでみる
  • 寝具を先に決めておく

置きたいベッドがある場合は、サイズを測り図面に書き込んでみましょう。

その際には、人が通れるスペースがあるか確認する必要もあります。だいたい60cmほどあれば、人が1人通ることができます。

また、寝具を先に決めておくということもひとつの手です。現在使っているものを持っていく場合、そのサイズに合わせて部屋の大きさを決めることができます。

新しく購入しようと考えている場合でも、先に決めておくと部屋もちゃんと確保できるので安心です。

7. 子ども部屋の失敗例3つと対策

子ども部屋の失敗例と対策についても見ていきましょう。

リビング・ダイニングに比べ、子ども部屋は思考が浅くなりがちです。

子どもならではの特徴も含め、注意点はどのようなものがあるでしょうか。

それぞれ詳しくみていきます。

7-1. 子どもが増えて部屋が足りない

子どもが増えて部屋が足りなくなってしまうのはよくある失敗です。

とはいえ、こればかりは予想を立てることも難しいですよね。

子どもが増えると部屋をどうするかということも頭の片隅におき、間取りを考えるとよいでしょう。

【失敗しないための対策】
  • 大きめの部屋を設置して、後から仕切りを作る

間取りに余裕があれば大きめの部屋を子ども部屋にあて、後から仕切りを作る方法が無難といえます。

客間がある間取りであれば、和室ではなく洋室として作り、子どもが増えたら子ども部屋にするのもアリです。

7-2. 壁が薄く音漏れが気になる

壁が薄く音漏れが気になる点も注意しておきたいところです。

特に子ども部屋が隣同士の場合、壁の薄さはケンカのもとになりかねません。

思春期になれば、電話の声や勉強中に聞こえる音楽も気になるでしょう。

【失敗しないための対策】
  • 壁を厚くするか防音材を使う
  • クローゼットなどを間に挟む

壁を厚くするか防音材を使うなどの防音対策をとることができれば、音も気にならないでしょう。

費用をおさえたいという場合には、以下のように部屋と部屋の間にクローゼットなどを挟むことで防音効果を高めることができます。

部屋と部屋の間にクローゼットなどを挟むことで防音効果を高めた家の図面

7-3. 収納が足りない

子ども部屋は、部屋自体が大きくなく収納スペースも限られるため収納が足りなくなってしまうこともあります。

子どもの物は次から次へと増えていきます。成長と共に必要なものも変化していくので、物は増えるのが当たり前と思っておきましょう。

収納スペースがないと子どももどこにしまえばよいのかわからず、部屋が散らかってしまう原因にもなります。

【失敗しないための対策】
  • 大きめのクローゼットを設置する
  • 子ども部屋以外での収納スペースを確保しておく

子ども部屋には大きめのクローゼットを設置しておくと便利です。

市販の収納棚などを使ってもよいですが、デザイン性や収納力を考えるとクローゼットがおすすめです。

また子ども部屋で収納しきれなかった場合、他の場所で収納できるスペースを確保しておくとよいでしょう。

8. 玄関の失敗例3つと対策

続いて玄関の失敗例と対策についてです。玄関の失敗と聞いてもなかなか想像がつかないですよね。

細かいところまで意識しておくことで、注文住宅の満足度が上がるので玄関も抜かりなく対策していきましょう。

8-1. 臭いがこもる

玄関は靴などの臭いがこもりがちになります。

また雨に濡れた傘などを置くことで湿気もたまりやすく不衛生な状況にもなりやすいです。

玄関に換気扇や窓がないという家庭は、特に臭いが気になるようです。

【失敗しないための対策】
  • 換気扇や窓をつけて通気をよくする
  • 調湿・脱臭の機能が備わった壁材を使う

玄関に通気口や換気扇を設置し、空気の入れ替えができるような設備があるとよいです。

また、玄関の壁紙を機能性の高いものにするのも1つの方法です。

加湿や除湿の性能や脱臭効果のある壁材もあり、臭いがこもる玄関の問題を解消してくれるでしょう。

8-2. 照明のスイッチまでが遠い

玄関照明のスイッチの位置にも気をつけましょう。

夜に帰宅した時はすぐに玄関を明るくしたいものです。

照明のスイッチが遠いと、暗い中スイッチを探さないといけなくなります。

疲れて帰宅して照明のスイッチで手間取るのはストレスにもなるのでスイッチの位置は注意が必要です。

【失敗しないための対策】
  • 人感センサー付きの照明を設置する

人感センサーの付いた照明は、玄関にぴったりです。

人感センサー付きの照明を設置すれば、人が近づけば自動で電気がつき、人がいなくなると消えます。

玄関はそこまで長居する場所でもないため、わざわざ照明を付けたり消したりすることはとても面倒です。

人感センサー付きの照明は消し忘れも防ぐことができるなど、メリットも大きいのでおすすめです。

8-3. 収納が少ない

「玄関の収納なんて、くつ箱くらいあればよいのでは?」と思われがちですが、玄関には意外と置きたいものがあります。

例えば子どもが外遊びする時のおもちゃやボール、野球やサッカーなど習い事の道具などお子さんがいるご家庭なら収納スペースは必須です。

土がついた物をいちいち家の中に入れるのは気が引けますし、外に出しっぱなしというのも嫌ですよね。

家に入ると必ず通る玄関はきれいに整頓しておきたい箇所でもあります。

収納をしっかりと確保しておく必要があるでしょう。

【失敗しないための対策】
  • 棚を可動式にする
  • シューズクロークを設ける

靴の大きさは家族でもそれぞれ違うので、可動式の棚を利用することで無駄なスペースを作らずに靴やものを収納することができます。

玄関に設けられたシューズクロークの写真

また、シューズクロークを設けることでも玄関の収納量が大幅に増えます。

9. 屋外の失敗例3つと対策

家の中だけでなく家の外周りも失敗したと思う場面があります。

どんな失敗例があり、対策をすればよいのかみていきましょう。

9-1. 駐車場・駐輪場が狭い

特に屋外での失敗で多いのが駐車場や駐輪場の狭さです。

限られた土地ですから、できるだけ建物を大きくしたいと思う気持ちはよくわかります。

しかし、ライフステージの変化にともなって車の大きさが変わったり、自転車の台数が増えたりと状況は変わります。

そのため、設置した駐車場や駐輪場では手狭になってしまい失敗した方も少なくありません。

【失敗しないための対策】
  • ゆとりのある駐車スペースを確保する

一般的に駐車場の広さは1台ごとに15平米ずつ必要です。2台であれば、30平米となります。

現在の車の数だけでなく、今後増えるであろうことも考えて駐車場は広めにとるようにしましょう。

駐車場にゆとりをもたせることで空いたスペースに自転車を置くことも可能になります。

ただし、自転車が多い場合には別で駐輪スペースを設ける必要があるでしょう。

9-2. 外壁がすぐに汚れる 

立地条件によっては、外壁がすぐに汚れてしまうことがあります。

家の周りが車通りが多い道だと排気ガスで汚れてしまうこともあります。

また、白い外壁は特に汚れが目立つので注意が必要です。

【失敗しないための対策】
  • 汚れにくい素材にする
  • 定期的に掃除をする

外壁にも様々な種類があり、迷ってしまいますが汚れを気にする方はセルフクリーニング機能付きのものを選ぶとよいでしょう。

セルフクリーニング機能とは、汚れを浮かせて雨で洗い流すことができるものです。

また、フッ素系塗料や無機塗料と呼ばれる塗料は、汚れをつきにくくさせたりきれいな塗膜を維持させることができます。

外壁を選ぶ際にこれらのものを選ぶと、汚れがつきにくくなるでしょう。

さらに、外壁は定期的に掃除をすることでもきれいを保つことができます。

高圧洗浄機などを使って定期的に掃除するようにしましょう。

9-3. 家の周りの照明が足りない

家の周りの照明は見落としがちなので、暮らしてみて外が暗くて不便と感じることもあります。

特に玄関や駐車場は照明があるのとないのでは大違いです。

また屋外の照明は防犯対策にも役立ちます。

【失敗しないための対策】
  • 家の周りを回って必要そうな箇所を見つける

まずは建物が建っていなくてもよいので、夜に家の周りを一度歩いてみましょう。そうすることで、照明がほしい場所がわかります。

ほとんどの家庭では、以下のような場所に照明をつけることが多いです。


  • 門の近く
  • 玄関扉の周り
  • 裏口の周り

これらの場所には照明が必要です。ただ、ずっと照明を付けている必要がないところもあるので、人感センサー付きの照明を利用するとよいでしょう。

10. 間取りに関する失敗例2つと対策

注文住宅での大きなメリットとして、間取りを自由に考えられるという点があります。

しかし間取りに関する失敗は、生活する上で大きく影響します。

快適に過ごすためにも失敗しない間取りはとても大切です。

間取りに関する失敗例を元に対策を考えていきましょう。

10-1. 導線が悪い

動線については「12-1-1. 4つの導線を考える」で詳しくお話しますが、動線が悪いと生活のしづらさを感じてしまいます。

例えば、洗濯機が1階にあるにも関わらず干し場は2階となると洗濯物を運ぶのも一苦労です。

さらに、乾いた洗濯物を1階に持って降りてきて畳むというようなことになると、1日に何度も1階と2階を往復することになります。

このような動線は家が完成してからでは、どうすることもできないので、設計の段階でしっかり確認する必要があります。

【失敗しないための対策】
  • 動線の良い間取りを参考にする
  • 1日の流れを図面に書き込む

まずは、動線が良い間取りを参考にして間取りを考えてみましょう。

例えば以下のような間取りでは、洗濯から収納まで数歩の範囲で完結するようになっています。

導線の良い家の図面(洗濯から収納まで数歩)

またこちらの間取りは、キッチンを中心に置くことで回遊性がうまれ効率よく家事を行うことができます。

キッチンを中央に配して回遊性を生み出した家の図面

このように動線の良い間取りを参考にして、ご自身の家庭ではどのような動線にすると動きやすいのか見えてくるでしょう。

10-2. 風通しが悪い

風通しが悪いのが気になるという人もいます。

風通しが悪いと湿気がこもってしまったり、空気の流れが悪かったりと家の中がすっきりしません。

また、夏場は風が通らず暑すぎるといった問題も起こります。

風通しを良くするために窓をたくさんつければよいということでもなく、風の流れができる仕組みを理解して窓を設置する必要があります。

【失敗しないための対策】
  • 1つの部屋に2ヶ所以上窓を取り付ける

1つの部屋に窓が1つでは、空気が入ってくるだけで抜けるところがありません。基本的には、風が入ってくる窓と出ていく窓の2つが必要です。

しかし間取りによって窓を2つ取り付けるのが難しい場合には、室内に窓をもう1つ設置するとよいでしょう。

ドアを開けなくても空気の通り道ができ、部屋の空気を循環させることができます。

11. 設備に関する失敗例2つと対策

設備に関しても自由に設計できる注文住宅ならではの失敗例があります。

こちらもしっかり確認しておきましょう。

11-1. コンセントがほしいところにない

実際暮らしてみると分かる問題として、コンセントがほしいところにないことです。

コンセントの配置を考えず、設計士任せにしていたら実際に生活してみて「ここにコンセントがあれば便利なのに」と思うこともあるでしょう。

たこ足配線にしたとしても、コードを長く引っ張ってこないといけないため、見た目が残念になってしまいますよね。

小さなものですが、コンセントで失敗している人は多いので、安易に考えず対策をしていきましょう。

【失敗しないための対策】
  • 現在使っている家電をリストアップして図面に書き込む
  • 将来のことを考える

まずは、現在使っている家電をリストアップして、どのくらいコンセントが必要なのかを把握する必要があります。

そして、使う場所ごとに図面に書き込んでいきます。そうすることで、場所ごとにどのくらいのコンセントが必要なのかわかるからです。

季節ごとに使う家電も忘れずに書き入れておきましょう。

また、今使っている家電だけでなく将来のことも考えて、必要となりそうなコンセントも付け足して余裕をもたせることも必要です。

11-2. 便利な設備をつけても結局使わない

コンセントと同様に他の設備も暮らし始めてから後悔する人が多いです。

床暖房や窓のシャッター、食洗機など便利な設備をつけたものの、結局使わなかったということがあります。

注文住宅の場合、自分で何でも決められるので理想の家にしたいと強く思い、ついいろいろな設備をつけてしまいがちです。

あれもこれもと夢は広がりますが、冷静に考えることも大切でしょう。

【失敗しないための対策】
  • 本当に必要か考える
  • 必要な設備に優先順位をつける

まずは、その設備が本当に必要なのかを見極める必要があります。

他のもので代用できないか、設備をつけることでどのくらい生活が豊かになるのか考えてみましょう。

また、必要だと思う設備は優先順位をつけてリストアップしておくことも大切です。

そうすることで、予算に応じて付けたい設備を取捨選択しやすくなります。

必要なものだけを取り付けて快適なお家にしていきましょう。

12. 注文住宅で失敗しないための6つの方法

このように場所によって様々な失敗例がありますが、注文住宅で失敗しないためにはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。

ぜひやってほしい6つのことをご紹介します。

【失敗しないための方法】1. 間取り決めの基本を必ずおさえる、2.信頼できる建設会社を選ぶ、3.ライフスタイルの変化に応じることができる設計にする、4.資金に余裕をもたせる、5.優先順位を決めておく、6.住宅展示場などを巡り理想の家を見つける

失敗した!と思わないために、1つ1つ実践していきましょう。

12-1. 間取り決めの基本を必ずおさえる

まず1つ目は間取りを決める際に必ず基本をおさえることです。

失敗しない間取りを決めるためには、以下の3つがポイントです。

【間取りを決めるためのポイント】1.4つの導線を考える、2.水回りの設備は集中させる、3.家具の配置と収納を重視する

動線や水回りの設備についても注意しながら間取りを決めましょう。

間取りは、注文住宅を建てる上でとても重要なことです。

注文住宅の間取りの決め方については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

> 「注文住宅の間取りの決め方|8つの視点と7つの注意点」

12-1-1. 4つの導線を考える

間取り決めで注意したいのは動線です。

動線といっても細かく分けると4つの動線に分けられます。

  1. 家事動線
  2. 通勤動線
  3. 衛生動線
  4. 来客動線

家事を担う人にとって家事動線はとても大切です。洗濯機から干場までもそうですし、キッチンが奥まっていて玄関から遠いと買ってきた食材を運んだりゴミを外に出すのも苦労します。

朝の支度で重要な通勤動線は、十分人のすれ違いができるよう廊下の幅を広くするなど玄関までの通り道を確保しましょう。

衛生動線は水回りのことです。トイレとキッチンを並べるのは気が引けますし、かといってトイレとリビングを近づけるのも音の問題から嫌ですよね。

トイレの位置は難しいですが、避けては通れないポイントといえます。

来客時に気を付けたいのは来客動線で、お客様がリビングに行くまでに、お風呂場などのプライベートな部分が見えないか注意する必要があります。

このように4つの動線はどれをとっても重要で、失敗しないためには1つ1つの動線を確保しスムーズに生活できる間取りを考えていきましょう。

12-1-2. 水回りの設備は集中させる

水回りの設備は集中させるとよいです。

キッチン・洗面所・お風呂・トイレの間取りを近くにすることで、配管もまとめることができ、工事費を抑えることができます。

配管のトラブルが発生した時も、調査がしやすいというメリットもあるでしょう。

水場が離れているとそれぞれ調べなければならず、費用も時間もかかることになります。

キッチンとトイレを並べるのは嫌という方は、お風呂場を挟んでトイレを配置するなど工夫するとよいです。

12-1-3. 家具の配置と収納を重視する

家具の配置と収納を重視するのも大切です。

家具の配置を間違ってしまうと、開閉がしづらかったりコンセントが届かなかったりと問題が起きてしまいます。

置きたい家具が決まっている場合は、設計の段階で図面上に書いておいたり担当者に伝えておくとしっかりと配置できます。

また何度も言うようですが収納スペースの確保はとても重要です。

余裕があるくらい収納スペースを作っておいて損はありません。

12-2. 信頼できる建設会社を選ぶ

注文住宅の建築は信頼できる建設会社を選ぶことから始まります。

信頼できる建設会社を見極めるポイントとして以下の3つがあります。

  • 経験・実績がある
  • 親身になって相談に乗ってくれる
  • アフターサービスが充実している

このようなポイントを見ながら建設会社を選びましょう。

建設会社は1社だけでなく数社を見比べて、値段や雰囲気などを比較することも大切です。

12-3. ライフスタイルの変化に応じることができる設計にする

ライフスタイルの変化に応じることができる設計にすることも忘れてはいけません。

お子さんが大きくなるにつれて収納スペースがいっぱいになったり、大型の車に乗り換えたりと様々な変化が起こります。

それらに対応できるよう、イメージを膨らませ設計していく必要があります。

12-4. 資金に余裕をもたせる

注文住宅は中古住宅や建売住宅に比べ費用もかかります。

話を進めていく中で、予算オーバーで妥協しなければならなくなる部分もでてくるはずです。

もちろん妥協したものが許せることならよいのですが、完成してこんなはずじゃなかったと後悔するのは嫌ですよね。

資金に余裕をもたせて設計を始めることで、理想に近いお家が建てられるでしょう。

12-5. 優先順位を決めておく

優先順位をあらかじめ決めておくことも大切です。

どうしてもこの設備は外せない!というものがあると設計もしやすくなりますし、妥協して良い部分も見えてきます。

漠然とあれもこれも欲しいとなっていると、失敗例にあったように付けたのに使わないという失敗が起こるでしょう。

まとめ

注文住宅で家を建てる場合には、よく起こる失敗例を知っておくと失敗を防ぐことができます。

よく起こる失敗例として以下の30個があります。

よくある失敗例一覧
お風呂場・洗面所・トイレの失敗例 お風呂場に窓がなく湿気がたまりやすい
お風呂場にテレビをつけたが使わない
お風呂場の掃除がしづらい
玄関からお風呂場までが遠い
脱衣所を使っている間に洗面所が使えない
トイレの流す音が聞こえる
キッチンでの失敗 キッチンが狭く人が通れない
身長とキッチンの高さが合わない
収納が使いづらい
オープンキッチンが丸見えで恥ずかしい
冷蔵庫の扉が開きづらい
リビング・ダイニングの失敗例 吹き抜けのあるリビングは寒い
光が入らず昼でも暗い
家具・家電のサイズが合わなかった
寝室での失敗例 日当たりがよすぎてゆっくり眠れない
布団を収納できない
ベッドを置いたら狭すぎる
子ども部屋での失敗例 子どもが増えて部屋が足りない
壁が薄く音漏れが気になる
収納が足りない
玄関での失敗例 臭いがこもる
照明のスイッチまでが遠い
収納が少ない
屋外での失敗例 駐車場・駐輪場が狭い
外壁がすぐに汚れる
外の照明が足りない
間取りに関する失敗 導線が悪い
風通しが悪い
設備に関する失敗例 コンセントがほしいところにない
便利な設備をつけても結局使わない

 

このような失敗をしないためにも以下の6つの方法を行いましょう。

 

【失敗しないための方法】1. 間取り決めの基本を必ずおさえる、2.信頼できる建設会社を選ぶ、3.ライフスタイルの変化に応じることができる設計にする、4.資金に余裕をもたせる、5.優先順位を決めておく、6.住宅展示場などを巡り理想の家を見つける

 

失敗例から対策を行い、理想の注文住宅を建てましょう。


2022年05月11日公開
最終更新日2022年05月11日

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