理想のライフスタイルを叶えた平屋
リビング・ダイニング・キッチンの配置はとても重要。 Lの字でキッチンとリビングの距離感を縮め、南からの採光以外に、東に窓を設けることで、朝日が差し込んで爽やかな1日を迎えられる。


約8帖ほどのダウンリビング(ピットリビング)は、包まれたような居心地の良さを感じられる。

低くしたことでうまれる段差は大勢の来客時には椅子代わりにも、子供のお絵かき台にも。
天井が高く感じられ空間に広がりが生まれる。

ゆったり2人掛けずつの正方形ダイニングテーブルは最大8名まで座れる。
テーブル横にはスクエア窓で明かりと風を。
また、この空間に合うテーブルをオリジナルでオーダーした。


和室の床の間の奥行を半分にし、反対側にデスクスペースを設けた。
実際のところ、床の間は一年を通じての使用頻度が低いため、奥行きは通常の半分で充分と判断。ごちゃつきがちなデスクスペースも、床の間の反対側に隠れてちょうど良い。何かをマイナスすることで新たなプラスを。

朝夕と家事のほとんどの場がキッチン。回遊性のある動線は家事の時短と便利さを実現。

キッチン横にダイニングスペースを置くことで家事の導線を効率化。

パントリーは壁を隔ててファミリークローゼットにもつながり、すぐ横の勝手口からは洗濯物干しスペースに。

パントリー&ファミリークローゼットは生活にまつわるアイテムがすべて収納できる程度の広さを確保。置き場所に困る小物などもまとめて収納でき、リビングをスッキリとさせることができる。
クロスやタイルなど壁面の見せかたは様々だが、製材所ならではの木のパネルで装飾を。



トイレの壁面や軒など、贅沢に木を使用し、デザイン上のアクセントに。

機能を優先にしたい空間だが、やっぱりおしゃれに見せたい場所。ミラーボックスとカウンターの間をお気に入りのタイルで。

大分県産杉のフローリングはとにかく足なじみがイイ。自然素材の床板を使うことで、寒い冬の朝も足元からほのかな温もりが。
グレイッシュな色合いの天然素材オイルでコーティングし、好みのインテリアスタイルに。
DATA

延床面積:50坪
竣工期間(着工より):5ヶ月間