薪ストーブのある暮らし。
リビングに薪ストーブがある暮らし。外壁を厚くすることで断熱性を高め、煙突の導線を工夫することで玖珠の寒い冬を快適に過ごす。 ジーンズ工房と自宅が絶妙に融合した注文住宅。


ジーンズ工房と自宅という珍しい組み合わせのK邸。



外壁やドアの色など、随所にオーナーのセンスが。冬は冷え込む地域でもあり、外壁材は厚みを増したものを使用している。

リビングの中心には薪ストーブ。二階とを煙突でつなぎ、暖房いらずの快適な空間に。

リビングに薪ストーブがある生活。ご主人が憧れた暮らしを実現。機能性はもちろん、その存在感が現代では逆に新しく、リビングにいいアクセントを与えてくれる。

寒くなる夕方にストーブに火を入れ、寝る前に消す。煙突を伝う余熱で温められ、二階は朝まで暖かい。光熱費を節約できるだけでなく、自然な暖かさで快適な空間に。


薪ストーブの燃料はもちろん「薪」。最適な木を選び、斧で割る。面倒だと思われがちな作業も、こだわりをもって行うことで「趣味」の時間に。

奥様の主戦場となるキッチン。ここを中心として、洗濯、物干しなど、機能を凝縮した導線を引くことで、毎日の作業をより快適に。

洗濯、物干しなど、家事に関わる多くをキッチン周辺にまとめることで、忙しい毎日の助けに。

1日に洗濯を3回行うK邸。キッチンでの作業と並行して行うことが多いため、ランドリーからキッチン、物干しまでスムーズな流れの導線が引かれている。

地域によって変わるゴミの分別収集。種類別に必要なゴミ箱の数、サイズなど、設計士と何度もシミュレーションしながら、最適なサイズを割り出した。
住空間とともに大事な要素であるキリカブジーンズ工房スペース。製作に必要なミシンなども、インテリアとしての役割を果たしている。



以前の工房では、お客様がお手洗いを使うのにプライベート空間を横切っていく必要があったため、是非とも改善したかったポイント。

機材や素材を運び込むことが多いため、入り口のドアは大きめになっている。機能だけでなく、見た目のアクセントにも。

工房には数多くのアンティークミシンが並ぶ。古いもので100年近く前のものも。もちろん今でも現役で稼働している。




DATA

延床面積:48坪
価格帯*外構工事を除く、建物全体価格

